診療科目

 当院の診療科は、内科・神経内科・整形外科・脳神経外科などのほかに、頭痛外来や脊椎外来などの特徴的な外来診療もあります。高齢の患者様も多いため、スタッフは患者様の話を丁寧にお聞きし、適切な医療を提供するために分かりやすい説明を心がけています。

■ 診療科目

内科
神経内科
胃腸内科
外科
整形外科
脳神経外科
リハビリテーション科
放射線科
歯科 ※入院のみ

■ 専門外来

頭痛外来
脊椎外来

松尾 直人まつお なおと(院長)
【医師から皆様へ】
 「やさしさで寄り添う病院」を理念の根幹に掲げ、いわきの医療に貢献できるよう日々努力をしています。1955年開設以来、半世紀以上にわたり、いわきの医療機関と共に地域医療に邁進してきました。脳神経外科、整形外科専門医の指導のもと、急性期直後より慢性期まで、最新設備によるリハビリテーションを軸に据えた医療を提供させていただいています。

粟飯原 孝人あいはら たかと
【医師から皆様へ】
 脊椎・脊髄疾患に関して、できれば手術はしたくないと考えている患者さんの症状が少しでも良くなるような診療をしたいと考えております。また、現在の症状や治療に対して不安があり、セカンドオピニオンを求められている患者さんが納得できるような説明を心がけております。

【専門分野】
 脊椎・脊髄疾患の治療。特に腰椎疾患に対して硬膜外ブロックや神経根ブロック、椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)等を駆使した保存療法が中心。

【所属学会等】
 日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会(評議員)、日本腰痛学会(評議員)、日本運動器科学会(評議員)
 東京医科大学整形外科学分野兼任准教授
 脊椎脊髄外科専門医、日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医、日本整形外科学会脊椎脊髄病医、日本整形外科学会専門医

三河 茂喜みかわ しげき
【医師から皆様へ】
 松尾病院の頭痛外来は、画像やそのほかの検査で異常がないのに頭痛を繰り返す15歳以上の慢性頭痛の方を対象に診断や治療を行っています。15歳以上の日本人で慢性頭痛に苦しんでいる方は4000万人もおられるとみられます。主な対象はズキンズキンとした痛みで日常生活が妨げられる片頭痛、頭全体が締め付けられる緊張型頭痛、片目の奥に激痛が起こる群発頭痛、薬の使い過ぎが原因で起こる頭痛です。片頭痛は840万人、緊張型頭痛は2000万人、群発頭痛は12万人、薬の使い過ぎによる頭痛が120から240万人と言われています。
 繰り返す頭痛によって仕事や勉学に集中できない、会社や学校を休んでしまう、旅行に出かけたりイベントに行ったりするのをしり込みしてしまう。そんな方々の生活改善のお手伝いができればと考えています。

【専門分野】
 慢性頭痛の診断と治療

【所属学会等】
 日本頭痛学会専門医・指導医
 日本脳神経外科学会専門医
 日本救急学会専門医

松尾 有香まつお ゆか
【医師から皆様へ】
 入院中の方、外来に通院中の方を中心に治療を行っています。歯が痛い、入れ歯を入れたいなど、お口の中のお困りについて保険診療を中心に対応しています。お口の中の状態は全身状態に大きく影響いたします。当病院には言語聴覚士や摂食・嚥下障害看護認定看護師がおり、連携を取りながら好きなものを美味しく食べるという皆様のお手伝いができればと思っています。

陣内 弘和じんのうち ひろかず
【医師から皆様へ】
 私達が慣れ親しんでいる西洋医学と違い、漢方医学は「病気を治すのではなく、病人を治すのだ。」と言われています。
 バランスを崩した身体の”恒常性(ホメオスタシス)※1”を本来の状態に戻すことを最も得意とする医学が「漢方医学」です。
・病院で検査を受けても「異状なし」と言われるが、体調が思わしくない。
・季節の移り変わりにうまく順応できない。
・体調のバランスを崩しやすい。
・冷え性に悩まされている。
・よく風邪をひく。
などなど。このような症状のある方に漢方の処方が適切と考えます。
 漢方薬の処方は、西洋医学の検査等に基づくものと違い、漢方医学的診断(脈診・舌診・腹診など)によって決定されます。

※1:ホメオスタシスとは
生物の体内諸器官が、外部環境因子(気温・湿度、生活環境など)の変化に関わらず生理機能が一定に保たれる性質のこと。

林 俊宏はやし としひろ
【医師から皆様へ】
 脳神経内科は、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の不具合で、体が不自由になったり、感じたり、考えたり、覚えたりするのが上手にできなくなったことを内科的にみる科です。アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、脳卒中のような病気、症状としては、ふらつき、しゃべりにくい、手がふるえる、ものわすれ、しびれやめまい、うまく力がはいらない、などです。お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

大友 貴史おおとも たかし
【医師から皆様へ】
 一般内科として、外来では内科全般と上部消化管内視鏡検査などを担当しています。説明には時間をかけるように心がけています。



菅谷 雄一すがや ゆういち

 当院では、CTスキャナやX線検査装置(レントゲン)などの大型設備をはじめとして、エコーや嚥下内視鏡など最新鋭の検査機器が揃っています。

  • CTスキャナ

  • レントゲン室

  • Cアーム

■ その他の検査機器

エコー
ポータブルX線
胃内視鏡
嚥下内視鏡
心電図 など