各部門紹介 看護教育
看 護 教 育
■ 看護教育
【看護部教育目的】
看護部理念に基づき、専門職業人として信頼され、思いやりのある看護師を育成する
【看護部教育目標】
1.患者および家族の思いをうけとめ、人間性を尊重した看護が提供できる
2.個別のニーズに対応した質の高い看護が提供できる
3.医療チームの一員としての立場と役割を認識し、責任ある行動がとれる
4.主体的に学びを深め、自己成長できる能力を身につける
5.新人看護職員・看護学生を支援し、ともに成長することができる
【教育支援】
専従の教育担当看護師長を配置し、病棟責任者や教育委員と連携しながら、新卒看護師、中途採用看護師、看護補助者の支援をしています。また、院内外の研修や各種勉強会の企画・運営をはじめ、現場教育のファシリテーション、看護師の個別相談窓口なども行っています。
研修室では、実際の病室を再現した環境で、先輩の看護師と共にシミュレーターを使用しながら訓練を行い、安心して看護業務ができるようにサポートしています。また、しばらくの間看護職から遠ざかり、「復職したいが自信が持てない」という方へ入職後に技術や記録に対しての再確認ができる環境を整えています。
令和2年度より、eラーニングシステムを導入し、多様な学習の機会を提供し、自己研鑽できるよう学習環境を整えています。
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オムツ交換や着替えなどが体験できるモデル人形
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採血・吸引シミュレーター
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研修室
■ 新人看護師教育システム
【新人看護師教育方針】
入職後のリアリティショックを最小限にし、職場への適応ができるよう支援する。また、豊かな人間性と基本的な知識・技術を習得できるよう支援する。
【新人教育目標】
1.看護チームにおける自分の立場を理解し、チームの一員としての活動ができる
2.基本的な看護技術を習得できる
3.看護師としてふさわしい態度、主体的に学ぶ姿勢を身につける
4.卒後2年目に向けて自己の目標・課題が見出せる
5.自分自身の看護観を持つことができる
【プリセプターシップによる新人看護師教育(1年間)】
新人(プリセプティ1名)にプリセプター、アソシエイトプリセプターがつき、1年間関わります。また、教育委員、病棟スタッフ、教育指導室などが関わり、スタッフ全員で新人看護師を支援しています。
1~3年目までの教育計画に沿って段階的に教育しています。2年目では看護過程研修、3年目ではケーススタディを実施しています。
■ 中途採用看護職者サポート体制
・中途採用看護職員支援プログラムに基づき、スタッフ全員で支援しています。
・中途採用看護職員に対して、指導担当看護職員を決めてサポートします。
・「事前アンケート」「看護技術チェックシート」を参考にして個別の対応をしています。
・教育担当看護師長が定期的にラウンドを行い、ご本人や病棟と密に連絡を取っています。
■ 看護補助者支援
・看護補助者は看護部の一員です。看護職員及び先輩看護補助者からの支援を受けながら業務を行います。
・指導担当介護福祉士を決めてサポートします。
・「看護補助者介護技術チェックシート」を活用し、1・2・3・6か月時点での習得状況を確認しながら支援していきます。